カラヴァッジョさんです。

カラヴァッジョ：『どうも～カラヴァッジョです～。』
伊神『こんにちは～よろしくお願い致します。』
カラヴァッジョ『よろしく。』
伊神『波乱万丈な人生を歩まれたカラヴァッジョさん、軽く振り返っていきましょう。』
カラヴァッジョ『では。小さなころは割といいお勉強させてもらってたんだけど、気付いたらめちゃくちゃヤンチャしちゃって。』
伊神『ヤンチャと言いますと？』
カラヴァッジョ『暴力沙汰。』
伊神『…。』
カラヴァッジョ『で、絵画の勉強しながら遺産でなんとか生きてたけど極貧生活は辛くてその時に描いた絵は自分がモデルってのもあって病気みたい』
伊神『絵画から描かれたその時のカラヴァッジョさんがうかがえるわけだ～』
カラヴァッジョ『うむ。頑張ってたら、金持ちに見初められて色々お仕事もらえるようになって、教会の大きい祭壇画を頼まれて描いたよ』
伊神『すごーい、聖パウロの改心と聖ペテロの磔刑ですね』
カラヴァッジョ『全盛期、やっと評価されたって感じ』
伊神『名声とともに悪名も得たのもこの時では？』
カラヴァッジョ『バレてたか…とにかく暴力・脅し、これ基本。でも行き過ぎてしまって、一人殺してしまったんだ…後悔しているよ』
伊神『なんとまあ…！逃亡生活のスタートというわけですね。』
カラヴァッジョ『最初の逃亡先で、絵画が評価され名誉ある騎士に任命されるんだけど、そこでも先輩ボコっちゃって、また逃げた。すぐ除隊。』
伊神『殺人罪で追われ、騎士団にも追われ、ハードモード…。』
カラヴァッジョ『恐怖で各地を転々としながらも絵は描き続けたよ。』
伊神『それらも超名作として今も残っていますよ。』
伊神『5年前屋根裏で発見された作品「ユディトとホロフェルネス」、推定180億円とも言われましたが、あれは本物でしょうか？』
カラヴァッジョ『さ～、どっちだと思う？(笑)』
伊神『クゥー気になるーー！！(笑)』

カラヴァッジョの作品は神聖で高貴で、しかし陰影がはっきりとしているせいか、より闇が深く感じます…。
波乱万丈な彼の人生が強く反映されているのでしょうか？？


名古屋市美術館で２６日から開催されます、『カラヴァッジョ展』
定価1600円⇒☆☆☆１３８０円☆☆☆


こんなに個性的なアーティスト他にいる？！
超個性的かつ魅力的なカラヴァッジョ、見逃すなー！