こんにちは、RAGTAG名古屋パルコ店の後藤です。

本日は《UNUSED×Buzz Rickson'S》をご紹介いたします。

まずは両ブランドのご紹介から。

《UNUSED》
デザイナー先行のファッション業界においては珍しい、デザイナー非公開の「懐の深い」JAPANブランド。
コンセプトは「先入観をもたず過去のものに新たな観点で改良を加え、機能美と着心地を追及」すること。
「デニム」、「パーカー」、「タンクトップ」のようなベーシックなアイテムに独自の解釈で絶妙な加減でデザインが加えられ、着る人のスタイルに「真新しさやほんの少しいつもと違う表情」を出してくれる。既成概念に捉われずユニセックスに着ることができる器用さも持ち合わせている。
いままでどおりのベーシックなアイテム同士の組み合わせでも、「いつもと」、「人と」違った自分に仕上がる「懐の深さ」にぜひ触れてみていただきたいブランドです。

《BUZZ RICKSON'S》
サンサーフなどのアメカジウェアの老舗である東洋エンタープライズが手掛けるミリタリーブランド。
ブランド名は歴史上に実在するバズリクソン大佐から由来されており、ミルスペックの完成度の髙さを誇る本物志向のモノ作りが魅力的です。
当時、軍で使用されていただけあり、機能性、実用性はお墨付きで、フライトジャケットといえばバズリクソンズと言われるほど、支持されるブランドです。


写真①
￥33,800（税込）／サイズM　

ビッグL-2B。

L2シリーズの3番目のモデルとして登場したL-2B。
MA-1に似た見た目ですが、気温－10度～10度で着用する為に作られた寒冷地用のMA-1に対して、L-2Bは気温10度～30度で着用する為に作られている為、中綿が入っていない仕様になっています。
中綿が入っていないので、MA-1に比べ、保温性は劣りますが、すっきりと着用いただけることや、レイヤード次第でロングシーズン着用いただくことができます。

写真②
初期のL2-Bに見られるエポーレットやジップ部分の三角タブ、フラップポケットなどを忠実に再現したこだわりのディテール。

UNUSEDとのコラボレーションのこちらはBUZZ RICKSON'Sのマニアックなまでの本格ディテールに現代のエッセンスを加えたビッグシルエット仕様。

表生地にはナイロンタフタを使用し、ビッグシルエット特有のドレープ感を表現しています。
普通に着用しても十分トレンド感がありますが、肩を抜いて着用することで更に旬な着こなしをお楽しみいただけます。

また本気のこだわりが感じられるディテールがこちらのジッパー。

写真③
CROWN社のジッパーを採用しています。
CROWN社のジッパーは高いデザイン性、高度な製造過程など、他のジッパーには見られない完成度の高さから、「業界の異端児」と呼ばれるジッパー。
アルミ製のレールとヘッドにより、スムーズな開閉を実現。独特なロック機構や無骨な雰囲気はファッションとしてだけではなく、道具という観点で男心をくすぐる逸品です。

高圧鋳造方式を用い、複雑な製造過程を要する為、「製造が困難なこと」「高コスト」などの問題により、1960年代末には、より簡単で安価に作られた他社製のジッパーが普及したことで、幻のジッパーと呼ばれ、高い希少価値を誇っています。

そのCROWNジッパーを贅沢にも復刻させ、使用しております。
ジッパーだけでも相当なコストがかかっていると考えると驚きですよね。
この辺りのこだわりがBUZZ RICKSON'Sのミリタリー「風」ではなく、ミリタリーウェアという本物志向を物語っているのではないでしょうか。

襟や袖口はウール素材を使用し、保温性に優れた仕様に。

写真④
※全てスタッフ私物
今回ご紹介のL2-Bはオリジナルカラーのサージカーキですが、ベージュのカラーリングも存在します。
本格的なミリタリージャケットもスラックスなどのキレイなアイテムと合わせると着こなしが簡単で、都会的な雰囲気に。
全体のシルエットはビッグシルエットですが、着丈が短めに設定されているので、レイヤードスタイルでも活躍します。


UNUSED×Buzz Rickson'S。
両ブランドの魅力や個性が最大限発揮された本物志向のミリタリーアイテム。
是非、店頭でその魅力に触れてみてください。

みなさまのご来店、お待ちしております。