韓国発のファッションブランド「Matin Kim」が掲げる26SPのテーマは“New Language”。装うことを新しいコミュ二ケーションのかたちと捉え、言葉や文化を越えて心を結ぶコレクションだ。3月28日(土)には名古屋PARCOにショップがオープン。そんな新たな門出の季節に、K-R&BアーティストのJEYと愛知県出身の北澤舞悠夫妻が色をリンクさせたスタイルで街を歩く。服が語るのは、ふたりの日常、そして出会った瞬間に確信した運命の物語。
- Photo
- Souta Kasahara
- Stylist
- Daichi Hatsuzawa
- Hair&Make
- Boyeon
- Text
- Hisako Yamazaki
- Interpreter
- Chusei
- Edit
- Mariko Araki、Kaori Tanno(RIDE)
言葉を越えて、つながる服。
Matin Kimが描く新しいコミュニケーション
「Matin Kim」は韓国のストリートカルチャーをルーツに、リアルクローズとしての実用性と感度の高いトレンドを融合させるブランド。流行を意識しながらも着心地の良さを追求し、日常のあらゆるシーンに自然と馴染むファッション文化を提案している。肩の力が抜けた自由なムードと、計算されたシルエットのバランスが特徴だ。
26SPシーズンのコンセプトは“New Language”。MATIN KIMを“スタイルによってつくられる新しい言葉”と捉え、ファッションをコミュニケーションのツールとして再定義。言語や文化の壁を越え、装うことそのものを通してより深いつながりを生み出す――そんなメッセージを込めたコレクションだ。
Matin Kimのショップが3月28日(土)、名古屋PARCOにオープン。ブランドの世界観を体感できる新たな拠点として注目を集めている。
北澤舞悠さんはウォッシュ加工のフェイクレザージャケットに、ワイドデニムを合わせたスタイル。スタッズベルトと横長バッグがストリート感をプラスする。JEYさんは、フェイクレザージャケットにキャンパス素材のルーズフィットなワークパンツをコーディネート。無骨さと抜け感が共存する、モードなストリートスタイルに。
JEY:SPRAY EFFECT LAYERED TOP FOR MEN BLACK ¥16,874 (その他 参考商品)MAYU:WASHED FAUX LEATHER RACER JUMPER IN CHARCOAL ¥46,904、
LOGO CROP TOP CHARCOAL ¥5,577、WESTERN STRAIGHT FIT DENIM PANTS BLACK ¥28,314 、DOUBLE STUD LEATHER BELT BLACK ¥11,154 、WIDE NEMO SHOULDER BAG BLACK ¥19,734 、BACK STRING POINT CHUNKY LONG BOOTS BLACK ¥42,614
はじまりの季節、はじまりの色。
白がつなぐ、ふたりのスタイル
北澤舞悠さんとJEYさんが纏うのは、Matin Kimの“白”をリンクさせたスタイル。北澤さんは、ライン配色がアクセントになったアイボリーのニットベストにライトベージュのプリーツミディスカートを合わせた柔らかなコーディネート。横長シルエットのショルダーバッグとロングブーツがほどよい重さを添え、春の光に映える軽やかさと芯のあるムードを両立する。
一方、JEYさんはロゴプリントと配色ステッチが効いたホワイトのコーティングジャンパーに、白のロゴトップスを重ね、ブラックのワークパンツで引き締める。軽やかなホワイトと無骨なボトムのコントラストが、ストリートらしいバランスを生み出している。
北澤さんの故郷・名古屋の街を、ふたりは手をつなぎながらゆっくりと歩く。春の気配が漂うやわらかな陽射しに包まれた午後。リンクする“白”が、まるで新しい季節のはじまりを告げる合図のように、ふたりの空気をやさしくつないでいた。
MATIN KIM LOGO COATING JUMPER IVORY ¥23,166、MATIN SHADE LOGO TOP WHITE ¥11,154(その他 参考商品)
SPELL POINT STRIPE KNIT VEST IVORY ¥21,164 、SIDE ZIPPER PLEATS MIDI SKIRT LIGHT BEIGE ¥28,314 、BACK STRING POINT CHUNKY LONG BOOTS BLACK ¥42,614(その他 参考商品)
なにげない時間が、いちばん愛おしい。
ふたりで生きるということ
撮影中、いつも自然に寄り添い合うふたり。カメラが止まった瞬間も、その距離は変わらない。視線が合えば自然と笑い合い、移動するときは当たり前のように手をつないで歩き出す。その姿は演出ではなく、ただそこにある日常の延長のようだった。
「最近、直感でキレイだなって思ったことはなんですか?」と北澤さんに問いかけてみると、少し考えてとても柔らかな笑顔を浮かべた。
「夜、寝る前にベッドでJEYとよく話すんです。くだらないことで笑ったり、ふざけ合ったりして。そんな時間が当たり前みたいに流れていくんですけど、ふと“この人と結婚したんだな”って思った瞬間があって。いつか人生が終わるときが来るとしたら、そのときまでこの人と一緒にいるんだって思ったら、今この時間がすごく幸せで、すごく素敵なことなんだなって。なにげない日常が、いちばん尊いなと。家には愛犬もいて、もう子どもみたいな存在で。その光景も含めて、全部愛おしいなって思ったんです」
特別な出来事ではない。笑い声が重なる夜、隣にある温もり、変わらず続いていく日常。そのひとつひとつが、彼女にとっての“美しさ”なのだ。
シンプルに、まっすぐな心で。
出会った瞬間に確信した“運命”
「いま28歳。これから30代、40代、どんなふうに成長していきたいですか?」そう、JEYさんに問いかけてみた。
「僕の答えってすごくシンプルだと思うんです。MAYUさんにもよく言っているんですけれど……今みたいな感じで、シンプルに暮らしていけたらいいなって。僕がいちばん大事に思っているのは、“初心を忘れないこと”。音楽を始めたときの気持ちもそうだし、MAYUさんと出会って『この人と結婚する』と思ったときの気持ちも。あのときのいちばん最初の想いを、ずっと持ち続けていきていく。それが、自分の夢かなと思っています」
さらに、音楽をはじめた頃の自分自身について尋ねると、少し照れたように話してくれた。
「僕にとって音楽は、出会った瞬間に『これをやらなきゃいけない』って思ったものなんです。運命みたいな感覚でした。MAYUさんに対しても同じで、『あっ、この子と一緒になるんだ』って直感で感じた。すごくロマンティックに聞こえるかもしれないけれど、本当にそう感じたんです」
音楽も、愛も。彼にとってそれは選択というよりも、出会った瞬間に確信した“運命”だった。だからこそ、年齢を重ねても守りたいのは、あの日のまっすぐな衝動。シンプルであること、初心を忘れないこと――それこそが、JEYというアーティストを未来へ押し出す力だ。


- ショップ名
- Matin Kim 名古屋PARCO店
- フロア
- 西館 1F
- 公式ブランドサイト
- https://global.musinsa.com/jp/brands/matinkimjp
- 公式SNS
- Instagram(@matinkim_magazine_jp)
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JEY
1997年5月17日生まれ、韓国出身。シンガー、ソングライター。インディペンデントのソロアーティストとして活動。メロウでスモーキーな歌声と内省的なリリックを武器に、韓国語と英語を織り交ぜた楽曲を発表。2022年秋にはEP『Algorithm』をリリースし、自身の感情を深く掘り下げた作品として注目を集めた。2024年9月に北澤舞悠さんと結婚。
Instagram(@jey.pov)

北澤舞悠
1999年10月20日生まれ、愛知県出身。2014年、モデルとして活動をスタート。透明感ある佇まいとナチュラルな感性で支持を集め、ファッション誌や広告などで活躍。2024年9月にJEYさんと結婚。日本と韓国を行き来しながら、モデルのほかDJとしても活躍中。
Instagram(@mayu_kitazawa)